春場所“熱狂”御礼 稀勢効果テキメン!チケット入手困難、懸賞数も過去最高の勢い (2/2ページ)

2017.03.20

大勢のファンに迎えられ、会場入りする横綱稀勢の里=12日、エディオンアリーナ大阪(林俊志撮影)
大勢のファンに迎えられ、会場入りする横綱稀勢の里=12日、エディオンアリーナ大阪(林俊志撮影)【拡大】

  • <p>館内の売店はひいき力士のグッズを買い求めるファンで連日ごった返している</p>

 幕内の取組に懸けられる懸賞数も記録的。相撲協会担当者によると、初日時点で力士の手取りが1本5万6700円の懸賞の今場所の総本数は1900本に迫る見込み。地方場所最多だった昨年春場所の1672本を上回りそうだ。懸ける力士を指定する懸賞本数はやはり稀勢の里が最多で約300本。新横綱も初日から17日まで6連勝とファンの後押しに応える。

 ◆宇良人気も

 若き新星も土俵を沸かせている。ご当所場所で入幕した宇良だ。関学大から初めて角界入りし、2年前に初土俵を踏んだ春場所に幕内力士として帰ってきた。所要12場所は年6場所制となった昭和33年以降で朝青龍らと並び7位の速さ。土俵際での驚異的な粘りや多彩な技で、知名度はすでに角界屈指といえる。

 夫婦で観戦に訪れた兵庫県三田市の会社員、井木信吾さん(56)は「稀勢の里にはぜひがんばってもらいたいし、宇良は十両のときから応援していたので、とても楽しみ」と土俵に声援を送っていた。

 大阪は江戸時代から東京とは別に「大坂相撲」を催していた伝統があり、ひいき筋をあらわす「タニマチ」の語源になったとされる街。大相撲とは以前から縁が深い土壌がある。今年から春場所担当部長を務める伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)(56)は例年以上の盛況に「大阪自体が相撲に理解のある場所。相乗効果もあってのことで、大阪のファンに感謝している」と話している。

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