白鵬「休場」にしらけた反応 稀勢昇進で久々の4横綱場所に水差し…

2017.03.17

場所前は稀勢の里の部屋へ出稽古するなど意欲的だったが…
場所前は稀勢の里の部屋へ出稽古するなど意欲的だったが…【拡大】

 この情報化時代、テレビやネットで観客は先刻承知の「白鵬休場」。館内に流れた「不戦」のアナウンスには、ブーイングもなければ、ため息もなく、お通夜のようにシーンとしらけた反応だった。

 稀勢の里が昇進し華々しくフタを開けた17年ぶりの4横綱時代。しかし、5日目に白鵬が右足親指捻挫などで休場し、早くも水を差した。初日の取組で痛めている右足が悪化。4日目の勢戦でさらに右大腿筋を痛めたという。

 そもそも、4横綱は古手の横綱にガタがきたところへ新横綱が誕生するから、全員が皆勤した場所の方が珍しい。

 平成に入って2度あった4横綱は、いずれも5場所で終わり皆勤は平成2年九州場所(千代の富士、北勝海、大乃国、旭富士)だけだ。

 「けがは仕方ないが、白鵬は全体的に出足も鈍り緩やかな右肩下がりだったのが、ここにきてガタンときた感じだ」とある親方。長年綱を張ってきて相当“勤続疲労”もたまったのだろう。

 しかし、初場所は年末年始をグアムで過ごし釣りやゴルフに興じ、2月には1週間、プライベートも兼ねた部屋のハワイ旅行と「一体いつ稽古してるのか」との声が聞かれたのも事実だ。

 場所前の8日には田子ノ浦部屋に出稽古し、稀勢の里に4勝2敗と勝ち越したものの、多分に“付け焼き刃”的な稽古でもあった。

 前出の親方は続けた。「人一倍プライドが高い横綱だけに、注目が稀勢の里一身に集まる現状は耐え難いものがあるだろう。気持ちの部分も大きいのではないか」

 かつての栃若(栃錦、若乃花)、柏鵬(大鵬、柏戸)、輪湖(輪島、北の湖)のようにライバルがいてこそ相撲は面白い。プライドが許さないのなら、稀勢の里の綱取りに立ちはだかっていたころの強さをもう一度取り戻して、「白稀時代」を築いてもらいたい。

 
今、あなたにオススメ
Recommended by

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。