跳べない浅田真央、世代交代の波痛感…でも辞めないワケ 18年平昌五輪出場へ高すぎるハードル (1/2ページ)

2016.12.27

フリーの冒頭、トリプルアクセルで転倒した浅田。宮原、本田らの台頭で、平昌五輪出場は極めて難しい状況だ
フリーの冒頭、トリプルアクセルで転倒した浅田。宮原、本田らの台頭で、平昌五輪出場は極めて難しい状況だ【拡大】

  • <p>浅田真央</p>
  • <p>浅田真央</p>
  • <p>浅田真央</p>
  • <p>宮原知子</p>
  • <p>本田真凛</p>

 フィギュアスケート女子で2010年バンクーバー冬季五輪銀メダリストの浅田真央(26)=中京大=は全日本選手権(大阪・東和薬品ラクタブドーム=25日最終日)で総合12位の大惨敗。14度目の全日本出場で自己最低順位に終わり、9大会連続出場中だった世界選手権(来年3−4月=ヘルシンキ)の代表選考でも落選した。それでも終了後、来季現役続行を表明。今大会では自身の代名詞であるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に今季初めて挑んだものの失敗。世代交代の荒波にももまれる中、現役にこだわり続ける。

 「そうですね、はい」

 大会終了後、報道陣に来季も現役を続けるか、と聞かれた浅田は最小限の言葉で答えた。

 起死回生を期し完全着氷を思い描いたトリプルアクセル。しかし、代名詞といわれたジャンプは、24日のショートプログラム(SP)では回転不足(1回転半)。25日のフリーでも「何があっても回ろうと思いました」とあえて冒頭に入れたが、転倒した。

 トリプルアクセルを跳べない浅田は平凡な選手−という評価になる。

 今季散々悩まされ続けた左膝痛は、実は昨年から。その原因は、12歳で会得したトリプルアクセルを跳び続けた“勤続疲労”にほかならない。今季は苦肉の策で左膝に筋肉をつける特別メニューをこなし「私にとっては特別舞台」と言い続けた全日本選手権にようやく出場できるところまでこぎ着けたが、結果はついてこなかった。

 12歳の時に比べ身長は15センチ前後伸び、女性としての体形の変化もある。昔と同じようには跳べないのが当たり前だ。

 浅田が慕う伊藤みどりさん(1992年アルベールビル五輪・銀メダル)は22歳、日本史上初の五輪金メダルを獲得した荒川静香さん(2006年トリノ五輪・金)も24歳で現役を引退した。かつてのライバル安藤美姫さんも25歳で現役を退いている。

 そんな中、“ポスト真央”として本田真凛(15)=関大中=ら若手が台頭。本田は今月上旬、優勝候補に挙げられていたジュニアGPファイナルをインフルエンザで欠場したが、体調不十分の今大会でも総合4位に入った。

 

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