黒人少年の夢も担うWBC米国代表 選手起用など粋な計らいで明日のスター誕生へ使命果たす (2/2ページ)

2017.03.20

米国代表の先発の柱、ストローマンは大リーグで割合が減っている黒人選手(USA TODAY)
米国代表の先発の柱、ストローマンは大リーグで割合が減っている黒人選手(USA TODAY)【拡大】

 こうした現状を打破するかの如く、米国代表は黒人選手を7人も登録した。そのうちクリス・アーチャーが第1戦、マーカス・ストローマンが第2戦に先発し、アダム・ジョーンズが毎試合スタメンで活躍。彼らに光を当てる粋な計らいだ。

 また初の黒人大リーガー、ジャッキー・ロビンソンに敬意を表し、黒人のウイリー・ランドルフ・コーチが彼の永久欠番42のユニホームを着て三塁コーチに立った。それはロビンソンが生前に望んでいた、最もうれしく誇らしいシーンである。

 このように米国はただ勝つためだけでなく、世界中の野球ファンが注目する4年に一度の国際大会において、黒人少年に夢を与え、明日の黒人スターを誕生させるという使命も果たすために戦っているのだ。

 ■福島 良一(ふくしま・よしかず) 1956年10月3日、千葉県市川市生まれ。1973年高校2年で初渡米して以来、毎年現地で大リーグ観戦。故・伊東一雄氏を師と仰ぎ、大リーグ評論家となる。現在は専門誌などへの執筆や、テレビ、ラジオなどで評論活動を展開、ツイッターでも発信中。主な著書に「大リーグ物語」(講談社現代新書)、「大リーグ雑学ノート1、2」(ダイヤモンド社)、「日本人メジャーリーガー成功の法則 田中将大の挑戦」(双葉新書)などがある。

 
今、あなたにオススメ
Recommended by

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。