やっと実戦デビューの阪神・糸井に不安材料 金本監督の操縦法カギに

2017.03.19

実戦復帰を果たした糸井。走り込み不足のツケがこなければいいが
実戦復帰を果たした糸井。走り込み不足のツケがこなければいいが【拡大】

 阪神の糸井嘉男外野手(35)は15日のオープン戦(対オリックス)でようやく実戦デビューを果たしたが、球団関係者の不安は尽きない。

 阪神の現役時代に糸井と同じ年齢でプレーしたOBはこう指摘した。

 「糸井は何とか開幕には間に合うが、故障(右膝関節炎)の再発を恐れ、スロー調整に終始してきた。打撃には一流の技術があるから問題ないが、体力面はどうか。自分も経験したが、下半身を徹底的に鍛える段階までいかなかった年は、ツケが回ってくる危険性が多分にある」

 1月の自主トレ中に痛めた右膝は、軽度な関節炎とみられていた。しかし、2月のキャンプを終えても完全には回復しなかった。当然、ボールを追う回数やランニング量は他の選手より少ない。シーズンを乗り切るスタミナの蓄積が不足しているのは明らかだ。

 金本監督は開幕から「3番・中堅」でフル出場を期待する。しかし、オリックス時代の左膝に続く右膝の故障は、体力が下降線を描く赤信号ではないか。昨季はオリックスで全143試合出場を果たしたが、うち25試合は指名打者。既に適度に休養を必要とする年代に入った証しといえる。

 セ・リーグの本拠地はドームが少ない。パ・リーグの札幌、メットライフ(西武)、京セラ、ヤフオクの4ドームに対し、東京、ナゴヤの2ドーム。これも糸井のスタミナ消耗に追い打ちをかけるかもしれない。

 「常に空調のきいたところでプレーしてきた糸井にすれば、特に夏場のプレーは過酷。6月ごろまで順調にきても失速する原因になりかねない」と先のOBは警告する。

 糸井は不安材料を一掃できるのか。金本監督の操縦法がカギになるのは間違いない。 (スポーツライター 西本忠成)

 
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