広島の“沈黙”に集まる称賛 チームに根付いた黒田の男気魂

2017.02.20

高卒ルーキーの高橋昂(左)が呼ばれたこともあった広島の1軍ブルペン。雰囲気がひと味違う
高卒ルーキーの高橋昂(左)が呼ばれたこともあった広島の1軍ブルペン。雰囲気がひと味違う【拡大】

 巨人キャンプについてOBたちから「声が出ていない」「元気がない」と批判が噴出しているが、リーグ連覇を目指す広島は逆に“沈黙”ぶりを称賛されているのだからおもしろい。

 筆者が愛読している、侍ジャパン投手コーチの権藤博氏が16日付の日本経済新聞に寄せたコラム『悠々球論』。

 広島の静まりかえったブルペンは、優勝という成功体験の効果と“黒田遺産”の恩恵によるものと指摘している。

 「広島のブルペンは静かで、みんな黙々と投げていた」

 「弱い犬がキャンキャンとほえるのと違って、どっしりしている。心の中ですでに打者との戦いに集中しているから、余計な声も出ないのだろう。投手たちは意識していないかもしれないが、それが黒田の遺産だ」

 「黒田は口でどうこう言うのでなく、背中で後輩たちに打者との戦い方を教えてきた。抑えた、打たれたという結果は別として、一球に一喜一憂せず、ひたすら攻め続けること。投手として一番大事なものが、広島のブルペンにあった。黒田はまだそこにいる、と私は感じた」

 “沈黙は金なり”を地でいっているのが日南キャンプでの広島のブルペンだというワケだ。

 侍ジャパンは3月のWBCに向けて今月23日から宮崎で強化合宿に突入する。権藤氏が仕切るブルペンが妙に静かだとしても、心配は無用だ。 (江尻良文)

 
今、あなたにオススメ
Recommended by

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。