【江尻良文の快説・怪説】張本氏、エンゼルス・大谷の二刀流に初の容認発言も「投手としてケガが心配」 (1/2ページ) 江尻良文の快説・怪説
21日にTBS系列で放送されたサンデーモーニングで球界ご意見番・張本氏が、楽天復帰の・田中を「問題なし」とした一方で、エンゼルス・大谷には「投げる方が心配」と懸念を示した。
田中は楽天復帰後初の実戦となる、20日の日本ハム戦でいきなり中田に3ランを浴びた。が、張本氏は「田中は心配ない」と太鼓判を押した。
対照的に、二刀流で4年目を迎えるエンゼルス・大谷に関しては「投げる方はケガが心配」。その理由は「全力で投げていないから」だった。
もともとが二刀流を認めていない張本氏。「プロの世界はそんなに甘くない。日本でもメジャーでも二刀流は無理だ。そんなものが通用するような世界ではない。だからこそ日米どちらにも本格的な二刀流は誕生していないんだ」と持論を展開している。
その上で、大谷について「メジャーで一流選手になりたいのなら、投手一本でやるしかない」と事あるごとに強調してきている。それだけに、投手としての練習に全力を傾注しているとはいえない大谷に苛立ちを抑えきれないのだ。
「毎年、毎週! 言っている。練習不足でね、下半身をもっと鍛えてもらいたい。これしかない。分かってもらいたい」
それでも、この日は本邦初の二刀流容認発言もあった。