記事詳細

【zak女の雄叫び】春高バレー、コロナ禍で無観客開催 選手は大会出場に喜び (1/2ページ)

 「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第73回全日本バレーボール高等学校選手権大会が東京都渋谷区の東京体育館で行われ、男子が東福岡(福岡)、女子が就実(岡山)の優勝で幕を閉じた。コロナ禍の中、無観客という例年とは違った光景ながら、選手たちは大会が開催された喜びを感じてプレーしていたことが印象的だった。

 静まり返った会場に、選手の声とスパイクの音が響きわたる。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、控え部員らによる華やかな応援風景が今大会は“封印”された。会場入りが許されたのは監督、引率責任者など最低限のスタッフのほか、選手は登録された18人のみ。運営側が入場者を把握するためで、登録から外れた部員、保護者らの観戦はかなわなかった。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今年度は全国高校総体が中止。昨秋に予定されていた鹿児島国体も2023年に延期となり、春高バレーは3年生にとって、最高学年として迎える最初で最後の大きな大会となった。出場した選手たちは「この試合にかける思いは強い」「このような場を作っていただき、感謝したい」と口をそろえ、開催を喜んだ。就実の大賀みるく主将(3年)は「今まで練習ができたことは、当たり前のことではなく、一日一日が大切だと気付いた。試合ができる喜びを感じながら、練習に取り組んできた」と今大会への思いを口にした。