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【中山徹 俺にも言わせろ】全米女子OP、最後まで戦いきった渋野の姿は見事! (1/2ページ)

 今季最後のメジャー「全米女子オープン」で渋野日向子(22)は勝てなかったが大活躍し、日本中に勇気と感動を与えてくれた。

 俺は渋野の変化に驚いた。筋力トレーニングの効果で二の腕が太くなり、体のシルエットもひと回り大きくなっていた。たっぷり練習したとしか思えないほどスイングの切れ味が戻っていた。

 初日3アンダー、2日目にはベストスコアとなる4アンダーで回り、通算7アンダーの単独首位に立ったことに不思議はなかった。日本人選手初のメジャー2勝達成の期待が高まったのは当然。

 ただ、予選ラウンド36ホールのプレーを見た限り、油断はできないと感じた。メジャー2勝目に「黄色信号」も点滅していた。

 3日目入って好調だったショットが下降線に入った。決勝ラウンドに入ってからはショットが曲がり、グリーンを捉えられない場面が何度かあった。

 雨上がりでフェアウエーを捉えたにも関わらず、ボールに土が付着する不運もあった。マウンドの高い部分ならば乾きやすいので土は付きづらいが、フラットなエリアでは水分が多く土が付きやすくなる。ボールに土が付いているとショットはその方向に曲がる。ボールの前後についているとドロップ(フライヤー)してしまう。その度合いは打ってみなければわからない厄介さがある。