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下馬評は不利な巨人V秘策 パ・リーグの現役捕手、ソフトバンクは強すぎるが…巨人は「ロッテ・美馬の投球術を参考にせよ」

 2年連続で同じ顔合わせの日本シリーズ。4年連続日本一を目指すソフトバンクに対し、昨年4戦全敗で屈した巨人の下馬評は圧倒的に低いが、どうしたら勝てるのか。パ・リーグの現役捕手が匿名を条件に攻略法を語った。

 ソフトバンクは全てにおいて強すぎる。だけどね、秘策がないことはない。巨人の投手陣が参考にするべきは、今季10勝のうちホークスから5勝を挙げたロッテ・美馬の投球術です。

 楽天時代からそうでしたが基本、ストライクゾーンで勝負するタイプ。その中で微妙に球を動かす彼の投球スタイルに、ホークス打線は苦手意識が強い。内角を突きながらシュート、スライダー系で芯を外す。これが一番効きます。

 打線を抑えるポイントは柳田、グラシアル、中村晃の中軸3人に尽きる。打撃技術の高さはもちろん、3人とも選球眼のよさも抜群。だから美馬のようにストライクゾーンで勝負する必要があるんです。攻撃陣のレベルは総じて高いので、通り一辺倒な対策では絶対にやられる。予想される先発打者9人に対して、9通りのバッテリーミーティングが必須です。

 巨人の本拠地・東京ドームも狭いですが、ホークスの本拠地・PayPayドームはホームランテラスができてから、それ以上に狭さを感じます。逆方向への本塁打も増えるし、鷹党の多さからアウェー感もすごいので、敵地で3連敗も覚悟するべきです。幸い今年の日本シリーズは、4試合がセ・リーグのホームで開催。巨人は京セラドームで全勝することがノルマです。7戦までもつれたら勝機はあります。

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