記事詳細

下馬評は不利な巨人V秘策 小田幸平氏、巨人が勝つ方法は「菅野が3試合登板でMVPに輝く形しかない」

 2年連続で同じ顔合わせの日本シリーズ。4年連続日本一を目指すソフトバンクに対し、昨年4戦全敗で屈した巨人の下馬評は圧倒的に低いが、どうしたら勝てるのか。巨人OBの小田幸平氏が攻略法を語った。

 全試合でDH制を採用すると聞いて、私の予想もひっくり返りました。当初は4勝2敗で巨人の優勝としていましたが、4勝2敗でソフトバンクに変更します。今季9勝の東浜は故障離脱しましたが、千賀と石川の最多勝右腕コンビ、試合をつくれるムーアと和田の両左腕と役者は豊富。彼らを代打で降板させずに済み、勝利の方程式まで直につなげるのは、何よりのプラスといえます。

 それでもなお、巨人が勝つ方法ですか…。可能性があるとすれば、菅野智之投手(31)がフル回転してシリーズMVPに輝く形しかないでしょう。先発が予想される第1戦の勝利はマスト。さらに中4日で第5戦の先発に立て、ここも取る。そして第7戦はリリーフ待機。エースの出番を3度用意できれば、日本一も見えるのではないでしょうか。

 対ソフトバンクで最重要なのは、1番周東をいかに出さないか。出塁を許してしまったら、いかに走らせないか。捕手の肩で盗塁を刺すというだけでなく、しつこい牽制やクイックモーションといったバッテリー間の連携の方が重要です。シリーズ前の非公開練習では、この部分に時間を割いたのかもしれません。

 周東をいかに“逆シリーズ男”に仕立て上げるか。選手の力だけでなく、コーチ陣やスコアラーらチーム一丸の力が試されます。(夕刊フジコラム連載・小田幸平)

関連ニュース