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【田代学 ダッグアウトの裏側】多くを学ばせてもらったジョージ・キング記者 “MLB記者最高賞”に祝意! (2/2ページ)

 親しくなったのは米国に駐在して3年目の2003年、巨人・松井秀喜外野手の移籍でヤンキース担当になったのがきっかけ。帰任までの10年間、公私ともに世話になったが、記者としても学ぶことは多かった。

 「記者は読者やファンがしたくてもできないことをするのが仕事。それは試合の前後に選手や首脳陣に疑問をぶつけることだ」。資料が詰まった重さ9キロのバッグを遠征先にも携帯し、「取材のヒントを得ることがある」と選手の個人成績をリング式バインダーに手書きで記録していた。

 長年にわたって築き上げたフロントや選手、代理人との信頼関係が数々のスクープにつながっていた。今回の満票での表彰は、その仕事ぶりがNYの記者からリスペクトされていた証し。心から祝意を表したい。

 米国から帰任後に始めた当コラムも300回。キング記者の年齢までは無理だろうが、少しでも長く続けていきたい。(サンケイスポーツ編集局次長・田代学)

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