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【藪恵壹 藪から棒球】阪神、来季も矢野監督でいいのか? 首位巨人とは10・5ゲーム差、呆れる一貫性のないベンチワーク…藪恵壹氏が喝! (1/2ページ)

 阪神は22日のDeNA戦(甲子園)に6-3で逆転勝ち。矢野燿大監督(51)は「目の前の試合を勝つ。ジャイアンツへの挑戦権をつかむというところが、今やることなので」と力を込めたが、巨人の優勝マジックは「30」に減り、ゲーム差は10・5と、後ろ姿も見えない状況だ。元阪神投手の藪恵壹氏(51)は夕刊フジコラム「藪から棒球」で、巨人の独走を許したのは、矢野監督を始めとした首脳陣のベンチワークの乏しさにあると指摘。「大きく引き離された2位で虎党の皆さんは本当に満足されるのか」と訴えた。

 今や逆転優勝は風前のともしびともいえるほど巨人とのゲーム差が離れた古巣の阪神。今季のセ・リーグはクライマックスシリーズが実施されず、2位も6位も同じ扱いとなる。コーチ、2軍監督を経て、首脳陣として通算5年目の矢野監督もV逸となればその責任からは逃れられません。

 特に顕著なのは巨人との対戦成績でここまで4勝12敗。昨オフ、あれだけ宿敵を意識したコメントを発しながら、この状況は悲しいを通り越してあきれてしまいます。もちろん選手個々のレベルの問題もあるでしょうがそれ以上に悪目立ちするのはベンチワークの乏しさで、とにかく一貫性を感じないのです。

 例えば打線の組み方。最近だとケガで離脱するまでは正捕手の梅野、その後は長距離砲の陽川が2番を務めていました。ですが、やっていることは20年前に流行った「スモールベースボール」。走者が出塁すると、犠打を指示し手堅くいく狙いなのは分かりますが、そもそもキャンプからこうした布陣を攻撃パターンとしてちゃんと入れていたのか。また、10・5ゲーム差も離れた巨人を追う、厳しい立場を本当に理解しているのか疑問になります。

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