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渋野日向子、全英とは別人! 強気のパット封印、安定のクロスハンドで好スタート「今年一番いいゴルフ」 (2/2ページ)

 大ピンチを迎えたのがパー3の8番。ティーショットをダフって左のラフに入れ、アプローチも寄らなかったが、7メートルのパーパットを沈めるスーパーセーブ。クロスハンドにしたグリップでの静かなストロークでタッチを合わせて流し込んだ。

 「(クロスハンド)は全英で予選落ちしたあとから試し始めた。これまでは強気のパットが多かったが、パンチが入ってしまうので、速いグリーンに対応できるよう変えてみた。長い距離が合ってきた。ラインを出しやすい。ロングパットも大きく外すことはないのでよかったかなと思う。ダフった衝撃で、読みにくいラインだったが入ってよかった」

 “壁ドン”と言われた強気のパットで昨年の全英を制し、日本人選手として42年ぶり2人目の海外メジャー優勝を果たしたが、あえてそのスタイルを捨てて臨んだことが結果につながった。

 続く最終9番では第3打をピン90センチにピタリとつけてバーディーを奪った。全英で屈辱の予選落ちを喫して2週間。悪い流れは断ち切れた。

 ショットもいいときのスイングが戻り、持ち味の振り切るというテーマも実行できたという。

 「ショットの確率があがってきているのを実感できた。4つのパー5で3つ獲れたのが嬉しい。ラフに入れると振り抜くのが難しいが、パーにできたホールもあってよかった」と満足そうだった。

 2日目は気温が40度を超える予想。「水分、塩分補給をしてしっかり18ホールを回りたい。アンダーで回れるように頑張りたい」。自信を取り戻した様子だった。

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