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ついに…巨人・沢村“格差”トレード! “身元引受人”ロッテの皮算用 (1/4ページ)

 来るべき時が来たというべきか。巨人は7日、沢村拓一投手(32)をトレードで放出し、交換要員として香月一也内野手(24)を獲得した。事実上の逆指名で名門球団に入団した剛腕は、新人王やセーブ王のタイトルを獲得するなど活躍したが、課題の制球難を克服できないまま今季も13試合で防御率6・08と振るわず、ファーム暮らしが続いていた。良きにつけ悪しきにつけ、グラウンドの内外で注目を集め続けた“劇薬男”に、優勝争い真っただ中のロッテが食指を動かした思惑とは-。 (片岡将)

 今季推定年俸1億5400万円の沢村と、同650万円の香月の格差は実に1億4750万円。電撃トレードを持ちかけたのは、ソフトバンクとの熾烈な優勝争いを展開するなか、実績ある投手を求めていたロッテのほうだった。

 金額だけでなく実績も超不均衡だが、それでも取引が成立する勝算は十分にあった。

 2016年には最多セーブのタイトルを獲得した沢村だが、公私ともに三十路に入っても落ち着かなかった。投げてみなければ分からない不安定さに加え、グラウンド外でも酒絡みのトラブルを起こすなど、昨年には放出の候補として名前が挙がるようになっていた。

 今季も制球難は悪化の一途で、7月1日のDeNA戦(東京ドーム)では四球を連発して降板。原辰徳監督(62)からベンチであきれ気味の公開説教を受け、中大の先輩でもある阿部2軍監督に預けられた。2軍戦でも精彩を欠くと、異例の3軍落ちまで経験。その間にチームは救援陣の整備を進め、盤石の布陣に沢村が入り込む余地はなくなっていった。

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