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【勝者のワザ】浅井咲希 ダウンスイングで左肩を開かずにクラブを引き下ろすには (1/2ページ)

 昨シーズンのCATレディースでプロ初優勝を果たしたのが浅井咲希。初日からトップに立ち、そのまま逃げ切っての完全優勝で黄金世代の勝者に名を連ねた。152センチと小柄だが、アマチュアのジュニア時代から飛ばし屋として注目されていた。昨シーズンのイーグル数6個(6位)という数字が、飛ばしぶりを物語っている。

 アップライトで高いトップスイングから、インサイドアタックのダウンスイングに切り返し、ハイドローボールを打ち出す。

 アップライトなトップだと、アマチュアゴルファーはカット打ちでスライスになってしまうことが多い。ダウンスイングで左肩が開きやすいからだ。

 ダウンスイングで左腕を引っ張り下ろすとき、左肩のターンを利用する。あるいは、右手で打ちにいく。どちらもアマチュアにありがちな動きである。この結果は、左肩が早く開いてしまうので、浅井のような弾道のショットは打ち出せない。では、浅井は、どんな動きでインサイドアタックに切り返していくのか。

 ダウンスイングで左肩ではなく、左胸郭を背中側にターンさせるのだ。壁に向かってアドレス態勢をとり、そこから伸ばした両手を壁につけてみよう。この格好で左胸骨を背中側に捻るようにすると、両手が壁についたまま胸郭がわずかに背中側にターンし、右腰、右ヒザが押し込まれる。

 この動きがインサイドアタックへの最大のポイントになる。次に、壁から手を離して、通常のアドレスに戻し、胸郭のターンをやってみよう。すると、右ヒジが右脇に落下し、クラブヘッドは、わずかに背中側に倒れこむ。つまり、左肩が開くことなく、下半身が動き出し、さらにトップスイングまでの軌道よりもフラットな軌道へと切り替えることができるのだ。

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