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東京五輪まで150日…森保監督「更迭論」の行方 岡田武史氏「マスコミにボロクソ言われた方が最後はうまくいく」 (1/2ページ)

 25日で東京五輪開幕まで、あと150日となった。サッカー五輪日本代表は52年ぶりのメダルを狙うどころか、視界が曇る一方だ。更迭騒動が収まらない森保一監督(51)=A代表監督と兼務=に対して、ともに日の丸を背負って戦った重鎮2人が熱いエールを送る。J2東京Vのチームダイレクター(TD)に今月就任したラモス瑠偉氏(63)と、W杯で2度の指揮経験を持つJ3今治・岡田武史オーナー(63)だ。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

 「代表の不振が森保のせい? 冗談じゃないよ!」

 ラモス氏は更迭論を「ありえないね」と真っ赤な顔で切り捨てた。

 「私が今回、ヴェルディのTDに就任した理由と同じ。とにかく今の選手は、サッカーはうまいけど覇気がない」。それが自身の現役時代、ヴェルディの憎らしいほどの強さを支えたものだ。

 「加藤久、北澤(豪)、熱い選手がたくさんいた。試合で対戦して根性があるヤツと思ったから、柱谷(哲二)をマリノスからヴェルディに引っ張ったんだ。あの頃の練習はみんな殺気立っていたでしょ? カズとだって怒鳴りあいながら練習したんだから」

 今どきの若者を率いる難しさを知るからこそ、五輪監督にも同情的だ。「森保が今、いろいろ言われていますけど、短い代表活動の中では戦い方を教えられない。大人になってからでは難しいんだ。特に五輪代表には戦う姿勢が足りない。連中のユニホームを見ても泥まみれになってないじゃん。(Jクラブが)そういう選手を育てきれない、育成がよくない。だから私はヴェルディのTDになったんだ」

 「ヴェルディと日本代表は私にとって宝物だ」と語るラモス氏は、「今度、森保に激励の電話をしておくから」と熱いエールがどこまでも止まらなかった。

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