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【清水満 SPORTS BAR】渋野日向子&石川遼 日の丸背負い世界で戦う姿に日本中が“ワンチーム”に (2/2ページ)

 米ツアー撤退の原因となった腰痛も、今や癒えた。ここ2年間、時間をかけて体の“再生”、腰に負担がかからぬ打法を試みるだけでなく同時に体の内部から鍛えるトレーニングを徹底した。

 「全く痛みもなく、楽にクラブが振れる」

 ヘッドスピードも春先の(秒速)51メートルから秋口には53メートル。今季、ドライバーの平均飛距離は300・92ヤード。プロになって初の300ヤード超えだ。

 目下“米仕様”のドライバーを試打中だ。ロフト角7度…。普通ならボールが上がらない難しいスペックのクラブだが、「ヘッドスピードが上がって、スピン量の少ないクラブヘッドと合わせたら、グンと飛距離も出るようになった」。

 10月、米ツアーとの共催「ZOZOチャンピオンシップ」(千葉)でかつての米ツアー仲間、T・ウッズ、R・マキロイらに再会。「みんな覚えていてくれた。また“あそこ”に戻りたい」とひそかに誓った。

 しぶこと遼。日の丸を背負って世界の最高峰で戦いたい…という思いは誰も止められない。そんなアスリートの姿に、われわれも勇気と元気をもらえる。楽しみである。(産経新聞特別記者・清水満)

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