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【江尻良文の快説・怪説】ソフトバンク・工藤監督「進退問題」浮上危機! 2年連続V逸なら…王会長の面目丸つぶれ? “秋山再登板”待望論も (1/2ページ)

 連覇を目指す西武の大逆襲でまさかの2年連続V逸危機に直面しているソフトバンク。今季はホークスが福岡を本拠地にして30周年のメモリアルイヤーだけに、V奪回は至上命令。進退問題のかかる工藤公康監督(56)としては最後の最後まであきらめるワケにはいかない。

 9月19日は、2005年(平成17年)に83歳で亡くなったダイエー・ホークス初代オーナーの中内功氏の命日だ。1989年(平成元年)に南海球団を買収、本拠地を大阪から福岡に移転して大騒動になった。

 ダイエー本社も神戸を拠点にしていただけに、南海ホークスファンが怒り心頭。「なんでホークスを福岡に持っていってしまうんだ」と大バッシング。王貞治監督以下コーチ陣、ナインが乗っていたバスに生卵をぶつける前代未聞の事件が起きたのも、そのバックグラウンドには福岡移転がある。

 が、中内氏の決断は大正解だった。ダイエーから球団を引き継いで常勝球団となったソフトバンクホークスは、かつて日本シリーズで巨人を相手に3年連続日本一になるなど黄金期を誇った西鉄ライオンズをほうふつとさせる。

 「福岡を本拠地にするウチだけではない。仙台の楽天、札幌の日本ハム。大阪、東京に集中することなく、パ・リーグはバランスよく全国に本拠地が分散している」

 王球団会長はこうパ・リーグの現状を自賛する。そして、その先陣を切ったホークスの福岡移転30周年の重要性を、春の宮崎キャンプの時から強調してきた。

 「今年は特別な年だからね。ウチにとって福岡移転30周年だ。何が何でも優勝して祝わないといけない」

 しかも、巨人・長嶋茂雄終身名誉監督との間で「2000年のONシリーズ以来の、ホークスとジャイアンツとの日本シリーズを」と固い約束をしているのだ。そして、巨人の方は5年ぶりのリーグ優勝へカウントダウンに入っている。

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