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【中山徹 俺にも言わせろ】日本中がシブコ・フィーバー! 渋野日向子「雌伏の一年」がもたらした心身の成長 (1/2ページ)

 スマイル・シンデレラこと渋野日向子(20)の全英女子オープン優勝で、一番びっくりさせられたのはやはり最終日のゴルフだったな。首位発進で4パットをしでかし、万事休すと思ったが、バックナインで圧巻の大逆転。バーディーフィニッシュで、海外ツアー初挑戦でのメジャー初優勝という奇跡を起こした。

 日本中でシブコ・フィーバーが起き、本人も日に日にドデカイことをやり遂げたのだと感じていることだろう。

 黄金世代が大勢合格した2年前のプロテストに落ち、その1年後に合格したという話を耳にした。その悔しさから血も涙もにじむ練習を積んだのだと思う。その甲斐あって、翌年にはプロテスト合格を果たし、ツアー本格参戦となった今季は国内2勝。全英の出場資格を得て、42年ぶり快挙となったのだが、すべては「雌伏の一年」があったからだろう。

 磨き挙げられたスイングは、素晴らしい! の一言。女子プロの多くはダウンスイング以降左足が浮いたり、ズレたりするが、渋野の左足は地面に釘付けで微動だにしない。土台となる下半身がドッシリしているため軸がブレない。ミスしたとしても大きく曲がることがないのだ。

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