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DeNA・ラミレス監督、会心の采配「2番・筒香」ができない!? レギュラー3人欠く事態に

 勝負どころで、まさかの緊急事態だ。DeNAは12日のヤクルト戦(神宮)に4-5で逆転サヨナラ負け。抑えの山崎が2点リードの9回にバレンティンにソロ本塁打を浴び、さらに雄平の内野安打のあと、村上に逆転サヨナラ2ランを被弾した。

 「ベイスターズの打順すごいな!! なんだありゃ!?」

 試合前、メンバー表を見たヤクルトベンチからはこんな驚きの声が上がった。

 2番・筒香はこれまで通りだったが、3番にドラフト2位ルーキーの伊藤裕季也内野手、4番・ソト。5番に3年目の佐野と続いたからだ。もっとも、練習開始前にラミレス監督が明かしていた3番はロペスだった。

 指揮官は「打撃練習中に右肩のあたりに違和感を訴えたので、念のため休みにした。詳細はまだわからない」と説明。7月31日に正捕手の伊藤光が左手を骨折し、今月7日には三塁手の宮崎が左手首を骨折したばかりで、レギュラー3人を欠くことになった。

 ラミレス監督は後半戦から主砲の筒香を「得点圏打率は低いが、出塁率は高い」と2番に起用。この日も「2番だとすごく積極的。ストライクがきたら絶対に打っていくという、強い意識を感じる。2番は彼の一番いいものを出している。われわれの知っている筒香がそこにある」と悦に入っていた。

 日本人監督では考えにくい選手起用だが、中日の伊東勤ヘッドコーチが「選手がいれば、1番から順にいいバッターを並べられるのが理想。ロペス、ソト、宮崎と強打者がそろっているからこそ、筒香を2番に置ける」とうらやむ芸当。ところが、これだけ故障者が出ると、2番も再考しなければいけなくなるだろう。

 最大借金11から、4日には首位の巨人を3タテし0・5ゲーム差まで追い詰めたが、追い抜くことはできず、再び3ゲーム差に開いた。DeNAが正念場を迎えた。(塚沢健太郎)

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