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女子ゴルフの42年間を覆した渋野日向子 上田桃子が絶賛「自分をコントロールする方法を知っている」 (1/2ページ)

 渋野日向子(20)の凱旋試合となる「北海道meijiカップ」(札幌国際CC島松C)が9日に開幕。プロ仲間からは同世代だけでなく、経験豊富な実力派選手からも一目置かれる存在になってのプレーとなった。

 同じく全英女子に出場し、51位に終わったのが上田桃子(33)。「グリーンも読みづらかったのに、攻め続けられたのは精神的なもの。ショットもパットも隙がなかった」と渋野を絶賛した。

 この42年間、メジャー大会で日本勢は誰も勝てず、米ツアーを主戦場にしていた上田を含め、数多くの選手たちが厚い壁にはね返されてきた。

 上田は「これまで『メジャーに勝つには英語を話せなければいけない』とか、いろいろ言われていたけど、そういう概念をすべて覆してしまった。ありのままが一番。それを彼女に教えられた」と衝撃を受けた様子だ。

 「自分をコントロールする方法を知っている。笑顔でいることや、お菓子を食べることで、緊張をほぐし、パフォーマンスを出しやすい。どうしたらどうなるというのがわかっているので、頭のいい選手だと思う」と力を発揮できた原因を分析した。

 9日の初日には、渋野は前週の「大東建託・いい部屋ネットレディス」で優勝した成田美寿々(26)、小祝さくら(21)とラウンド。ツアー13勝の成田は「どういうところが私に足りないかを見つける、いい機会になるかと思います。後輩ですけど、勉強したいと思います」と謙虚な姿勢をみせる。

 今大会のパンフレットには有力18選手のプロフィルが掲載されているが、そこに渋野の名前はない。2週間前に製作したもので、大会側にとっても、渋野の全英優勝は想定外の事態だった。

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