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【清水満 SPORTS BAR】ソフトバンク・釜元を“プチ・ブレーク”させた王会長の金言「徹底的に意識しろ!」 (1/2ページ)

 ケガ人が続出のソフトバンク。外野手は主砲・柳田悠岐が左膝裏を肉離れで離脱中、上林誠知も死球による右手薬指骨折。自律神経失調症だった中村晃は復帰したが、本調子ではない(12日に登録抹消)。ほぼレギュラー不在という悲惨状態である。

 そんな中、釜元豪(25)の存在が光る。先週から始まったセ・パ交流戦の、中日との3連戦(ヤフオクドーム)でも第1戦で自身初の先頭打者本塁打を含む2本塁打(3号、4号)。中日を3タテする立役者となり、レギュラーの穴をしっかりと埋めている。

 2012年の育成ドラフト1位で入団して8年目。昨季まで1軍実績はゼロだったが、ケガ人続出で4月6日のロッテ戦(ヤフオクドーム)で初スタメンに抜擢されるとプロ初ヒット、翌7日の同カードで初本塁打を放つなど“プチ・ブレーク”中である。

 この活躍の陰に王貞治球団会長の存在があった。今年2月の宮崎キャンプでのこと、1軍メンバーに入った釜元に熱い視線を送っていたのが王会長だった。ティー打撃をしているところに歩み寄り、身ぶり手ぶりの指導を始めた。王会長は当時、こう話していた。

 「うちは外野のレギュラー陣(柳田、上林、中村晃)の壁が厚い。おいそれと入り込めない。けれど、もしもの場合、つまり誰かがケガでいなくなったとき、チームとしてはそれに備えなきゃいけない。彼なんかはそういう意味では候補なんだよね。肩もいい、足も速い。課題は打撃…」

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