記事詳細

【山本幸路 ドーパミンゴルフ】三つ子の魂百まで… 日本人の「メジャー制覇」阻む壁とは? (1/2ページ)

★inオーガスタ(4)

 今年の「マスターズ」で、日本選手は36年ぶりに3人が決勝ラウンド進出を果たしましたが、メジャー制覇にはまだまだ壁が高いと感じました。

 なぜか? これは私の見解ですが、まずは「芝」。メジャーを行うようなコースには、コーライ芝はなく、ベアグランドに近いような薄さのフェアウエー、ブルーグラスのように湿気を多く含んだ芝種が多く、パワーがないとドロップしてしまいます。

 距離感の作り方、当て方などを練習するとき、日本の環境は、ゴルフ場でも練習場でも人工芝が当たり前です。しかし海外に出れば、天然芝で練習できる環境が整い、そこにはボールに当てるための過程に大きな差が生まれるのです。

 ゴルフを始めたときに人工芝で練習すれば、トップすると手が痛く、ダフると滑るので芯に近い手応えがして、ダフろうと練習します。しかし天然芝で練習すれば、ダフると全然ボールが飛ばず、気持ち的にもガッカリするので、どちらかといえばトップめでボールに直接当てようと練習します。

 三つ子の魂百までという諺があるように、初めに変な癖を付けると、取り除くには倍以上の労力が必要となります。やはり環境が育てる部分が大きく、この差が、世界に通用する選手がなかなか育たない要因だと考えます。

関連ニュース