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大量点に縁がある…山梨学院・吉田監督、13年前のリベンジ!? センバツ

 山梨学院の吉田洸二監督(49)は勝っても負けても、大量点に縁がある。

 25日の1回戦・札幌第一(北海道)戦でチームの1試合最多記録に並ぶ24安打を放ち、24-5で大勝。1回1死から2番の菅野が先制右越え本塁打を放ち、ここから四球を挟んで5連打。この回打者一巡し、2度目の打席に入った主砲野村も3ランを放ち、いきなり1イニング10得点で相手の出はなをくじいた。

 24得点は、1937年の滝川中の27得点に次ぐ歴代2位。夏の甲子園では、1985年に清原、桑田擁するPL学園が2回戦・東海大山形戦で32安打、29得点をマークした記録がある。もともと打力に定評があったが、新チーム発足後に臨時コーチとして神奈川・横浜で松坂大輔(現プロ野球中日)らを育てた小倉清一郎氏(74)を招き、ミートポイントを前にする打撃を指導された。

 また、吉田監督はかつて長崎・清峰の監督としても春2回、夏3回の甲子園に出場。2009年春に長崎県勢初優勝を果たしたが、06年春には決勝まで進出したものの、小倉氏がコーチを務める横浜に0-21で大敗。決勝史上最多失点、最多得点差だった。

 13年前のうっぷんを晴らすような大勝にも、吉田監督は「記録に残るのもおこがましいチームですが、歴史に残るのはうれしい」と控えめに喜びをかみしめた。