記事詳細

巨人・原監督「勝負勘」調整完了! あえて“未完成”で開幕に臨む (1/2ページ)

 4年ぶり復帰の巨人・原辰徳監督(60)は、全16試合のオープン戦で自身の勝負勘も調整完了。黄金時代の経験を踏まえ、あえて未完成のチームで29日の開幕戦に臨む。

 24日は各球団とも今春最後のオープン戦。セ・リーグ他球団が本番仕様で投手を打席に立たせたのに対し、巨人だけはロッテ戦(東京ドーム)で指名打者を使った。

 原監督は「長いペナントレース。全員の力が必要になる。今あえて8、9人のメンバーに固執する必要はない。それぞれの長所を理解できたのはよかった」とおうように話した。オープン戦はあくまで戦力の見極め期間。優勝に至るまでのピークの作り方は熟知している。

 陣容はいまだ流動的。これまで語ったチーム構想は、次々と“前言撤回”している。最たる例が先発マスクだ。併用せず正捕手をつくるため、編成トップを兼ねる全権監督に就任後、「最初の願い」で西武から炭谷をFA補強。だが優先起用したオープン戦の内容を踏まえ、あっさり方針変更だ。この日は生え抜きの小林、大城を含め「三者三様で強い個性、技術を持った3人」と評し、「いずれ誰かずぬけてくれればいいが、当初は力を合わせて守ってもらう」との考えを示した。

 こうした柔軟さが原野球の真骨頂だ。2015年には、一塁転向させた阿部の捕手復帰を「99%ない」と明言しながら、開幕直後に復帰させている。勝つためなら変節をいとわない。チームづくりは「徐々に固まっていって、何月になるかは分からないが、100(%の完成度)を目指していければいい。ずっとそういう形で私もやってきてますから」。その口調には余裕と自信がにじむ。

関連ニュース