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【西本忠成 トラとら虎】阪神、新外国人のジョンソンは中継ぎ合格「常に安心してみていられる」

 阪神の新外国人でセットアッパー候補のピアース・ジョンソン投手(27)が、オープン戦で抜群の安定感を見せている。22日現在、中継ぎで6試合連続無失点。許した安打はたった1本だ。矢野監督は「常に安心してみていられる。どのイニングを任せるかは検討中」と大きな収穫に目を細める。

 最大の武器は小さなテークバックから繰り出す多彩な変化球。打者にすれば球の出所が見づらく、タイミングを合わせるのに苦労する。「カーブだけでも3種類を投げ分けるし、カットボールのキレもいい。四球から崩れる心配がないのも強み」と球団OBの評価も高い。

 メジャー歴はわずか2年。昨年はSFジャイアンツで37試合に登板、3勝2敗、防御率5・56。阪神はマテオに代わる救援要員として早くからマーク。活路を日本球界に求めたジョンソンにとって幸運を呼びそうなのは、メジャーよりサイズが小さく、縫い目の高い日本の使用球。メジャー歴のある球団OBは「日本のボールの方がよく変化するのは確か。ジョンソンも認めており、これもオープン戦で好投を続ける主因」と証言する。

 右の中継ぎ要員候補として他に桑原、ドリス、守屋らが競うが、一足先に合格のジョンソン。首脳陣は先発、抑えの保険にもなる貴重な存在と、日に日に評価を高めている。(スポーツライター・西本忠成)

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