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センバツ開幕! “台風の目”投手2枚看板の明石商 元プロ監督就任の智弁和歌山も注目 (1/2ページ)

 第91回選抜高校野球大会(甲子園)が23日に開幕。いきなり第1日の第3試合で今秋のドラフト1位候補・奥川恭伸投手(3年)擁する優勝候補筆頭の星稜(石川)が、準優勝2度の履正社(大阪)と対戦。第2日の第2試合でも優勝候補の明豊(大分)と、大会ナンバーワン左腕・及川雅貴投手(3年)の横浜(神奈川)が激突する。

 有力校同士がつぶし合う中、“台風の目”となりそうなのは、中森俊介(2年)と宮口大輝(3年)の投手2枚看板を擁する明石商(兵庫)。

 182センチ、83キロの体格を誇る中森は最速146キロですでにプロから熱視線を浴びている。背番号「10」の宮口はサイドスローから130キロ台中盤の直球を丁寧に両サイドに投げ分ける制球が持ち味。西武に1位指名で入団したルーキー松本航投手(22)=日体大=は同校OBで、好投手の系譜を受け継ぎたい。

 重宮涼主将(3年)は「本当にいよいよだなという感じ。ここまであっという間だった」と手ぐすねを引いている。初戦は第5日で国士舘(東京)が相手だ。

 昨年準優勝の智弁和歌山も旧チームの主力が残り頂点を狙う。中軸を任される東妻純平捕手(3年)はロッテのドラフト2位新人・東妻勇輔投手(22)=日体大=の弟。1月には兄から「高卒でプロに行きたいのか、そうじゃないのか、はっきりと決めておかないと中途半端になるぞ」と活を入れられ、プロ入りを心に決めた。センバツの舞台はアピールの場にもある。名将・高嶋仁前監督が退任し、甲子園初采配の中谷仁監督(39)=元阪神、楽天、巨人捕手=の手腕にも注目が集まる。