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イチロー引退に世界からも惜しむ声 「マドンナ、マイケル・ジャクソンに匹敵する」

 日本で深夜の引退会見を終えたイチロー(45)は、22日午前3時54分、羽田発のチャーター機でシアトルに向かった。当地で25、26日(日本時間26、27日)に行われるパドレスとのオープン戦が米国での引退試合になる可能性が高い。

 現役時代は辛辣な報道も多かった米メディアだが、ほぼすべてがイチローに最大の賛辞を贈った。MLB公式サイトは「感動的なフィナーレ。完璧なエンディングはないだろうが、恐らく最も正しい場所で去ることができた。50歳までプレーしたいと言っていたが、現実は厳しかった」

 ワシントン・ポスト紙は「日本でイチローはマドンナ、マイケル・ジャクソンに匹敵する。菊池雄星のデビューも陰に隠れた。同僚のゴードンは目に涙を浮かべた」

 ニューヨーク・タイムズ紙は、日米の安打数の合算記録に疑問を呈しながらも「(ピート・)ローズは上回っていないとしても、2カ国でスーパースターになった独特の存在」と評した。

 地元紙シアトル・タイムズは、「タイミングの達人は引退も最適の時を選んだ」。ニューヨーク・ポスト紙は「史上最も重要な選手の一人。才能にあふれ、個性的で、目が離せなかった」と記した。ステロイド(筋肉増強剤)時代に、軽打や俊足で活躍したことを高く評価した。

 野球になじみの薄い英国でも大きく報じられた。英BBCは「いずれ誰か僕の記録を抜くだろうが、これまで成し遂げてきたことに密かに誇りを抱いている」というイチローのコメントを特筆して伝えた。

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