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【江尻良文の快説・怪説】労組・選手会は「現役ドラフト」要求も…移籍の“活性化”にはトレードを!

 労組・日本プロ野球選手会(炭谷銀仁朗会長=巨人)が、出場機会の少ない選手を他球団が指名し獲得できる「現役ドラフト制度」の早期導入を訴えている。

 「(獲得可能)リストが最優先される。各球団代表と話し合ったが、多い球団で10人くらい。少ないところで7、8人。対象選手が一番大事だ。現役ドラフト制度をできるだけ早く導入したい」

 18日に都内ホテルで行われた日本野球機構(NPB)選手関係委員会(谷本修委員長=阪神)との事務折衝後、選手会・森忠仁事務局長はこう語った。背景には、2月に行った選手たちへのアンケートがある。

 (1)「保留制度により出場を制限されていると思うか?」の質問に対して、681人中610人(89・5%)が制限されていると回答。

 (2)「現役ドラフト制度に期待するか?」の質問に対しても683人中649人(95・0%)が期待すると回答。

 選手たちのナマの声を受けて早急に現役ドラフト制度の導入をNPB側に要求しているのだ。

 だが、選手会が求める「移籍の活性化」には、それとは別に12球団側がレギュラークラスの交換トレードを積極的に推進する必要がある。それなりの実績、ネームバリューのある選手同士の交換トレードは、ファンにも新たな刺激を与える。

 具体的に言えば、入団から3年間2ケタ勝利をあげたものの、その後ノーコン病で立ち往生状態の阪神・藤浪だ。欲しい球団は多いだろうし、交換トレードで新天地に移り、復活する可能性は十分にあるだろう。(江尻良文)

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