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【江尻良文の快説・怪説】最近歯切れが悪い? 張本勲氏、ノーコン病の阪神・藤浪にも「喝!」なし (1/2ページ)

 TBSテレビ系の朝の情報番組「サンデーモーニング」でスポーツ界のご意見番として人気の張本勲氏(78)の歯切れが、最近少し悪い。

 17日の放送では、12日の中日とのオープン戦(ナゴヤドーム)でまたもやノーコン病を発症し2軍落ちした阪神・藤浪が俎上に上がった。

 4イニングを投げ無安打1失点ながら、4四死球、2暴投、けん制悪送球のおまけ付きの惨状に、ゲスト出演の日本陸上競技連盟マラソン強化戦略プロジェクトリーダーの瀬古利彦氏が、張本氏のお株を奪うように「あれ“喝”じゃないですか?」「プロらしくないですよね。アマチュア野球みたい」と言いたい放題。

 一方、張本氏は「藤浪はねえ…なんであんなにこぢんまり作ろうとするのかね。コントロールをものすごく重視しているわけよ。彼の持ち味は荒れ球だから、『好きなように投げろ』と言えばいいんだけど、『コントロール、コントロール』って言うから、縮こまっているじゃないですか」。藤浪本人以上に、指導する首脳陣に問題ありと喝破した。

 うなずける指摘だ。大阪桐蔭高時代に甲子園春夏連覇を達成した藤浪は、阪神入団後も10勝、11勝、14勝と3年連続2ケタ勝利。ところが以後は7勝、3勝、5勝とじり貧が続いている。

 和田監督時代には、甲子園優勝投手の実績を評価し自由に投げさせていたが、金本前監督が就任した途端、型にはめ、大量失点に懲罰として8回まで161球投げさせたこともあった。その結果、打者が怖がる荒れ球の良さが殺され、萎縮してノーコン病が発症、年々重症化している。

 対話型の矢野新監督が今季から就任し、藤浪が再生されるかどうかが注目されているが、前政権時代のツケは清算されていない。

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