記事詳細

【福島良一 メジャーの旅】松井秀喜氏から始まった凱旋開幕 (1/2ページ)

 いよいよ、大リーグが開幕する。2000年に初めて開催されて以来、5度目となる日本開幕戦。今では日本人大リーガーの凱旋試合として注目を集めている。

 画期的だったのが、04年のヤンキースの来日だ。大リーグ随一の名門球団にとって北米以外への遠征は初めて。で、オールスター軍団がこぞって来日。日本で国民的人気を集め、米国でもヤ軍移籍1年目から実績を残した松井秀喜が歴史を変えた。

 まず開幕戦に2番レフトで先発出場。今や最強打者の打順であり、初回に打順が回るようにと、ジョー・トーリ監督の粋な計らいに応え、初打席で右中間を痛烈に破る二塁打。第2戦の5回には待望の一発を放ち、日本のファンに恩返しを果たした。

 08年には前年世界一のレッドソックスが来日。日本人では野茂英雄以来2人目の開幕投手として松坂大輔がマウンドに上がったが、初回に先制本塁打を許すなど制球が定まらず、5回2失点で降板。チームは逆転され、白星も消えた。

 それでも同点の9回裏から救援左腕・岡島秀樹が登板。かつての本拠地でファンに総立ちで出迎えられ、1点も許されない緊迫した場面で無失点の好投。延長10回の逆転劇を演出し、3月25日という史上最も早い時期の勝利投手となった。

 12年にはマリナーズが初来日し、マ軍一筋12年目のイチローが新打順の3番ライトで先発出場。初回の初打席初安打に始まり、延長11回にもタイムリーを放つなど、いきなり自身初の開幕戦4安打。チームの勝利に大きく貢献した。

関連ニュース