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【清水秀彦 そういうことだろ~】震災から8年…ベガルタ仙台は奮起せよ! サッカーの力を改めて見た「3・11」 (2/2ページ)

 --ベガルタ仙台も大変だった

 「3・11がくるたびに、みんなで『頑張ろう!』というのは確かに大切だよ。でもね、毎年その日だけで終わっちゃいないかい? 今年の仙台市内だって、11日からまだ何日もたっていないけど、何事もなかったかのような雰囲気だよ。ベガルタだってそう。今年のJ1では3月10日に、同じく被災地となった神戸との試合(ユアテックスタジアム仙台)があったよな。負けたろ? それも1-3で完敗。あんな負け方で勇気なんて与えられるのかね? ほとんど表立ってはいないけど、ベガルタに対して仙台の人たちはシビアだよ。『プロなら徹底して勝てよ!』という声をいっぱい聞くぜ」

 --プロ野球の楽天は震災の2年後の13年に日本一になったが、ベガルタは震災から8年たってタイトル1つない

 「はっきり言っていいかい? 甘えだと思うよ。ベガルタにJリーグ随一のビッグクラブになれといっても無理。でもな、仙台のクラブなのに、仙台で生まれ育った選手がほとんどいない。それが切ないよ」

 --元監督としても奮起を促したいと

 「選手も監督も、フロントだって、被災した人たちからすればすごいお金をもらっているんだから! もっともっと頑張らなきゃウソだろ! せめて10周年の2021年までには必ずタイトルを獲るとか、それくらいの戦略をもったクラブであってほしいよ」 (元J1仙台監督・清水秀彦)=聞き手・久保武司

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