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川崎がACL初白星 20歳・田中躍動、28歳・斎藤が決めた

 東京五輪の星が躍動した。サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ第2戦が13日、各地で行われ、H組の川崎はホームでシドニーFC(豪州)に1-0で競り勝った。今大会初勝利で1勝1敗となった。

 この日初めてACLの舞台を踏みフル出場したのが、20歳のMF田中碧(あおい)。下部組織出身の有望株は中盤の底で体を張った守りを見せ、後半30分には味方とのワンツーパスで中央へ進入、左足で惜しいシュートも放った。

 相手の激しいプレスを受けた前半は「ちょっと受け身になった」と反省も残ったが、「じれずにやればチャンスが来ると思った」と冷静に持ち直した。ベテラン中村憲剛(38)は「90分出て自信をつかんだと思う」と後輩をねぎらった。

 もっとも、終始試合を盛り上げたのは20歳でも、ケリをつけたのは来月に29歳となる斎藤学だった。後半36分から途中出場すると、わずか2分後、中村の低いクロスが相手DFに当たり、目の前に転がってきたボールに反応し、右足でゴールを決めた。「あそこ(のスペース)にいられたのが勉強の成果」と胸を張った。

 一方、G組の浦和はアウェーで北京国安(中国)と0-0で引き分け1勝1分け。浦和は攻め込まれながら、ポストやオフサイド判定にも救われ無失点でしのいだ。