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【須藤豊のいごっそうが斬る】ダルビッシュを直撃!「今年はいいです」 復活へ試行錯誤、フォーク練習も (1/2ページ)

★アリゾナ編

 「今年のダルビッシュは楽しみだ。彼が年間を通じて投げてくれるなら大きな力になる」

 私の旧友でもあるジョー・マドン監督(65)の声が、1オクターブ上がった。

 別荘のある米アリゾナ州スコッツデールに、4月中旬までの予定でやって来た。真っ先に訪れたのが、カブスのキャンプ地の同州メサだ。1年ぶりにマドンの顔を見たかったのもあるが、ダルビッシュ有投手(32)がどんなキャンプを過ごしているのかにとても興味があった。

 私が声をかけると、ダルビッシュはニコニコしながら足を運んでくれた。例年になく表情が明るい。「去年はお休みばかりでしたが、今年は(体調が)いいです」とキッパリ言い切った。

 何しろ、カブスと6年総額1億2600万ドル(約141億1200万円)の大型契約を結んだ昨季は、登板わずか8試合、1勝3敗、防御率4・95に終わり期待を裏切った。揚げ句、9月には内視鏡による骨棘除去手術を受けている。

 2016年に108年ぶりにワールドチャンピオンの座に就いたカブスは、17年にも2年連続地区優勝を果たしたが、昨季は全162試合を終えてブルワーズと首位に並び、ワンデープレーオフで敗れた。ロッキーズとのワイルドカードゲームもあっさり敗退した。

 仮にダルビッシュが5勝でもしていれば、チームは楽々地区優勝を果たしていたはずで、今季はなんとしても名誉回復といきたい。今季のカブスはこれといった補強をしていないが、ダルビッシュが普通に投げられるのであれば、それが一番の補強となる。

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