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【江尻良文の快説・怪説】日本球界「サイン盗み」秘話 メジャーはハイテク機器で取り締まり強化 (1/2ページ)

 米大リーグが試合時間短縮の一環として、ハイテク機器を使い“サイン盗み”の取り締まりを強化するという。その報道を見て、日本球界のサイン盗み全盛時代の珍談、奇談の数々を思い出した。

 筆者が初めてプロ野球担当記者になった1971年当時は、まさにサイン盗み全盛。特にパ・リーグ球団は、ビジター球場へ行くと、球団関係者が手始めに隠しモニター、マイクがないか、ベンチ内を徹底捜索するのが常だった。

 セ・リーグも似たり寄ったり。V9巨人もアベックを装ったチーム関係者を外野席に配し、双眼鏡でサイン盗みをしていたと、当事者から告白されたことがある。

 本拠地球場のスコアボードから特殊双眼鏡でサインを盗み、解読。中古の無線機器などを使ってベンチに伝達し、ベンチからは特殊機器を両太ももに付けた打者に電流を流し、左足なら変化球、右足なら直球と教えたという球団もある。

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