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【勝者のワザ】「ファウラー流コッキング」の作り方 ポイントはテンポの速いバックスイング (1/2ページ)

★リッキー・ファウラー フェニックスオープン優勝

 ファウラーにとっては、波乱万丈のフェニックスオープン最終日であった。4打のリードで迎えた最終日であったが、5番ホールでダブルボギー、さらに11番ではトリプルボギーを叩いた。続く12番もボギーにして、首位の座をブレンダン・グレースに明け渡すことになった。

 ここからのファウラーが凄かった。15番パー5を2オン2パットのバーディーとすると、因縁のある17番パー4ではドライバーで1オンさせ、グレースに2打差をつけて最終18番を2オン2パットのパーにまとめてのツアー通算5勝目となった。

 ファウラーはツアーでも屈指のショットメーカーとして定評がある。速いテンポのスイングで、トップスイングでは十分にコッキングされた状態でダウンスイングでもタメがほどかれることなく、フォロースルーへとヘッドが加速されていく。

 飛ばしにコッキングは欠かせない。テークバックの初期にコッキングを始めるアーリーコッキングと呼ばれる方法もあるが、ファウラーは、左腕が地面と平行になる位置までコッキングせずに素早くテークバックする。そして、そこで左腕を止める。

 するとクラブヘッドはさらに動き続けて勝手にコッキングさせてくれる。そう、ファウラーはバックスイングの仕上げであるコッキングのきいたトップをクラブに作らせているのだ。

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