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「柔道が好きというわけではなかった」 最後まで驚かせた“野獣”松本薫 (1/2ページ)

 「野獣」の異名を取り、2012年ロンドン五輪の柔道女子57キロ級で金メダルを獲得した松本薫(31)が7日、東京都内で現役引退の記者会見を開いた。

 17年6月に第1子の長女を出産。昨年11月の講道館杯全日本体重別選手権で1回戦敗退し、20年東京五輪代表が絶望的となって決断した。

 松本は「優先順位の一番が、柔道よりも子供にいってしまった。子育てと両立しながら野獣スタイルを維持していくのは難しかった。練習量が自信につながり、野獣になっていくんですけど、練習をこなすことが難しかった」と引退理由を説明。今後は12日に東京・高田馬場の東京富士大にアイスクリーム店「ダシーズ」をオープンさせ、自ら店頭に立つと明かし度肝を抜いたが、もっと驚かされたのは柔道に対するスタンスだ。

 「辞めて実感するのは、柔道が好きで、引退してからも携わっている人が多いけど、私はどこか違う。引退した今、柔道が好きかと言われたら、嫌いではないけど、好きというわけではなかったことに気づいた」と仰天発言。

 「心から柔道を愛している人は“続けたい”と思うかもしれないけど、私の中の柔道は“教育柔道”で、目標、夢だったので、目標が達成された時点で新たな夢に歩んでいくのが私のライフスタイル。悔いは特にない」と、あっさりしたものだった。

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