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反則タックル指示認めず… 日大アメフト部・内田前監督ら3人とも不起訴へ

 日本大アメリカンフットボール部の悪質反則問題で、警視庁は、傷害容疑で告訴された内田正人前監督(63)と井上奨前コーチ(30)の嫌疑は認められないとの捜査結果を東京地検立川支部に書類送付した。起訴を求めない内容で、傷害の意図を持った指示はなかったと判断した。反則指示を認定した日大第三者委員会とは正反対の結論となった。

 また、反則タックルをした宮川泰介選手(20)を傷害容疑で書類送検した。3人とも不起訴となる見通し。

 内田前監督は連絡用無線機を不調のため使っておらず、井上前コーチは離れた場所にいた。警視庁は、第三者委が反則指示を認定する根拠の一つとした「やりましたね」(前コーチ)、「おお」(前監督)との会話はなかったとみている。

 井上前コーチの「相手QB(クオーターバック)を1プレー目でつぶせ」との発言は、多くの部員が「思い切り行けの意味だと思った」と説明。警視庁は正当業務行為の範囲内と判断した。内田前監督の「やらなきゃ意味ないよ」との発言は確認されなかった。