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【福島良一 メジャーの旅】再認識させられたイチローの偉大さ 殿堂博物館に刻まれた不滅の金字塔 (1/2ページ)

 ニューヨークから北へ約460キロ。アディロンダックトレイルウェイズという長距離バスで6時間以上の長い道のり。冬は雪深い山々に囲まれたのどかな片田舎、野球の聖地クーパーズタウンに行ってきた。

 1939年、野球発祥の地とされるクーパーズタウンに殿堂博物館がオープンした。77年に初めて訪れて以来5度目の見学だったが、いつも新たな発見がある。野球は時代とともに変化し、それに伴いリニューアルを続けているからだ。

 今回、一番の驚きは日本人選手の展示品が増えたこと。最初に訪れた頃は、日本人大リーガー第1号の村上雅則投手に続く選手がいなかった時代。米国人選手に交じって、金田正一(巨人)の400勝記念ボールとグラブが納められていただけだった。

 しかし、95年にドジャース・野茂英雄投手がトルネード旋風を起こし、日本人大リーガーの時代が到来。館内のあちこちで彼らの展示品を目にするようになった。中でもひときわ目を引くのが、世界の王貞治とイチロー(マリナーズ)だ。

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