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【江尻良文の快説・怪説】ソフトバンク春季キャンプに“閑古鳥”危機!? 巨人・丸&広島・長野にファン、マスコミ殺到必至で…

 今年の春季キャンプは、FAで巨人入りした丸佳浩外野手(29)と、人的補償で広島に移籍した長野久義外野手(34)見たさにファン、マスコミ殺到間違いなし。あおりを食いそうなのがソフトバンクだ。

 昨季は2年連続日本一を達成したものの、ペナントレースで西武にリーグ優勝を許し、2位からの“下克上”。「リーグ優勝しての日本一でないと満足できない。何でも一番でないと気が済まない」と孫正義オーナーから至上命令が出ている。

 加えて今季は福岡移転30周年のメモリアルイヤー。王貞治球団会長も「区切りというのはいいものだ。それを飾りたいと、みんなで一丸になれる」とゲキを飛ばす。

 そのスタートとなるのが宮崎キャンプだが、巨人・丸、広島・長野という因縁の目玉選手を擁する両球団とは対照的。獲得を狙った西武からFAの浅村は楽天に。オリックスからFAの西も阪神に奪われた。新たな集客の目玉が不在だ。

 「かつては宮崎キャンプといえば巨人だったが、いまや九州中から観光バスで応援に来るソフトバンクホークスの時代。本拠地・福岡にとどまらない“九州ホークス”だから」。王会長はこう豪語していたが、今回ばかりは苦戦必至。キャンプイン前夜の1月31日には昨年に続き日本一を祝うパレードが行われ、にぎわうだろうが、肝心のキャンプはどうか。

 注目の巨人、広島が同じ宮崎県内でキャンプを張るとあって旗色が悪い。もっとも広島は14日までで、翌15日に2次キャンプ地の沖縄へ移動。巨人も11日に打ち上げ、沖縄へ移る。ソフトバンクとしては、新目玉を抱える両球団が宮崎からいなくなるまで、忍の一字で耐えるしかないか。(江尻良文)

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