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貴景勝に大関の目 10日目で諦めムードも残り2日で“復活” (1/2ページ)

 ■大相撲初場所 13日目=25日、東京・両国国技館

 関脇貴景勝(22)が3敗を守った。立ち合い、厳しく張り差しにくると思われた横綱白鵬が胸からきた。安易な右差しを狙ったようだが、貴景勝としては押しやすく願ってもない形。なお右差しにこだわった白鵬を、タイミングのいい突き落しで破った。

 「作戦どうこうなんかなく、挑戦者として力を出し切りたいと思っただけ」と振り返った。

 横綱を倒して白星を2ケタ乗せ。先場所(昨年九州場所)が13勝2敗で優勝、その前(同秋場所)が小結で9勝6敗。大関昇進には「三役で直近3場所33勝」という一応の目安がある。そのときどきの状況で数字は満たなくても、勢いで上げるケースもある。

 貴景勝が残り2日間勝って12勝3敗なら、3場所34勝でクリア。審判部では「起点が9勝では物足りない」との慎重な意見が支配的だが、「今場所、連続優勝か、優勝決定戦で敗れての優勝同点なら上げざるをえないのでは」との声もある。

 似たようなケースは白鵬だ。平成17年九州場所に小結で9勝し、翌年初、春場所は関脇で連続13勝という優勝次点の星を上げ、大関昇進を果たしている。貴景勝も11勝では微妙だが、今場所12勝なら遜色ない。

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