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白鵬、現役で東京五輪!? 稀勢の里の悪しき前例に「1勤2休でも文句は言えぬ」の声も

 横綱白鵬(33)は過去18勝1敗とカモにしていた碧山を右下手出し投げで破り、天覧相撲は横綱になって6戦全勝。

 「いつもどおり」と振り返った後、「最後(花道を)下がるとき(両陛下の方を)見た。寂しい気持ちだった。平成に育ててもらったからね」と感慨深げにいった。

 大相撲とは江戸育ちの“義兄弟”ともいうべき歌舞伎界で、市川海老蔵が来年5月に第13代市川團十郎白猿を襲名することが決まった。襲名披露興行は来年5月から3カ月、歌舞伎座で行われる。東京五輪を直後に控え、歌舞伎界では新元号下最初のビッグイベントになるのは間違いない。

 東京五輪開閉会式の演出は、狂言師の野村萬斎が総合統括を務める。ある関係者は「歌舞伎は同じ日本の伝統文化として演出に外せない。五輪直前の襲名披露は絶好のタイミングだ」と話す。

 伝統文化なら相撲にも出番がありそうで、横綱大関で頼れるのは「開会式で土俵入り」を目標にする白鵬だけ。希望をかなえるまであと9場所。そのときは35歳。体力が持つかどうか微妙だ。

 ある親方は「稀勢の里が8場所連続休場という、あしき前例を残してしまった。今場所優勝すれば、東京五輪まで“1勤2休”でも文句はいえない」と苦笑する。

 さすがにそれはないだろうが、単独中日全勝ターンで42回目の優勝がちらつき始めた。「こんなバタバタした8連勝は初めて見た。逆にいえば、得意の形になれなくても負けない。それが白鵬の強さ」と藤島審判副部長(元大関武双山)。当の白鵬は「できすぎかな。あと1週間。引っ張れるように頑張りたい」と気合を入れ直した。

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