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高安、インフルから復活 全勝白鵬を追いかけギアチェンジ

 ★大相撲初場所 6日目=18日、東京・両国国技館

 1横綱2大関を倒して意気上がる錦木を相手に、高安(28)が力強い大関相撲を見せた。左四つ。上手は取れなかったが、深く入れた下手を引きつけて寄り切り、3勝3敗と五分の星に戻した。

 部屋でたったひとりの兄弟子稀勢の里が引退。3日目に稀勢の里に引導を渡した栃煌山と翌4日目に顔を合わせ、相撲を取らせずに突き出すと、いつもは口が重く記者泣かせの高安が、まくし立てるように語った。

 「横綱には若いときも関取になってからも、数え切れないほど稽古をつけてもらった。その稽古のおかげで今がある」

 稀勢の里が大関で初優勝した一昨年初場所では、優勝パレードに同乗。「そのときの景色が忘れられない。自分もいつか」と誓ったという。

 場所前にインフルエンザを発症し、8日から3日間寝込んだ。11日には恒例の激励会があり出席するつもりでいたが、主催者の増渕和夫医師が「とんでもない。休んでいなきゃダメだ」とストップをかけた。

 「インフルの発熱から立ち直るまでは1週間はかかる。高安が本調子になるのは後半戦ではないか」と同医師。激励会は場所後に延期になった。

 高安の不調に他の大関も付き合い、栃ノ心は4日目から休場するなど大関陣は壊滅状態。「自分もだらしなかった。ここからが辛抱」と、全勝の白鵬を追いかけようと力強くギアチェンジした。

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