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【江尻良文の快説・怪説】主力流出で来季ピンチの広島と西武だが… 張本勲氏、意外なV予想

 「2018プロ野球最優秀バッテリー賞」表彰式が12日に都内のホテルで行われ、セは最多勝、最高勝率獲得の大瀬良大地投手&2年連続ベストナインの会沢翼捕手の広島バッテリー。パは最多勝の多和田真三郎投手&森友哉捕手の西武バッテリーが選出された。

 4人とも初受賞で、来季も2年連続獲得を高らかに宣言。しかし、球団史上初のリーグ3連覇を達成した広島と10年ぶりのリーグ優勝を果たした西武は、現在酷似した身の上で前途多難の状況に追い込まれている。

 そもそも、表彰式の席上で選考委員の張本勲氏が「西武、広島は両チームともにソフトバンクに敗れた」とズバリ指摘した通り。西武はクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで、レギュラーシーズン2位のソフトバンクに敗れて日本シリーズ出場を逃し、広島は日本シリーズでそのソフトバンクに敗れ、34年ぶりの日本一が夢と消えている。

 そんな似たもの同士が、オフになっても共通したダメージを受けている。広島は強い慰留も実らず、攻守の要の丸に巨人へFA移籍され、西武は浅村が楽天へFA移籍。エースの菊池もポスティングシステムでメジャー移籍が決定的だ。

 来季へ向けて、広島のセ・リーグ4連覇と西武のパ・リーグ連覇に赤信号がともっていると思うのが当然だろう。

 しかし意外にも、超辛口の球界御意見番の張本氏が「(来季も)広島、西武ともに優勝争いをするのは間違いない」とサプライズ予想。

 「ライト前ヒットで一塁ランナーが三塁へ行くのは当然だが、広島の選手はレフト前のヒットでも三塁へ行く走力がある」、「(浅村が抜けても)西武の打線は文句なく12球団一強力だ」と根拠も述べた。

 広島、西武を優勝候補に挙げた張本氏の予想は見事的中するのか。赤ヘル党、レオ党ならずとも興味津々だろう。(江尻良文)

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