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【田代学 ダッグアウトの裏側】日本の記者は招かれなかった監督との昼食会 筆者の抗議を受け入れてくれた大リーグ機構 (1/2ページ)

 米大リーグのウインターミーティング(以下WM)が開かれている。会場は毎年違い、今年はネバダ州ラスベガスにある「マンダレイベイ・リゾート&カジノ」。金色に輝く巨大ホテルで、日本からの宿泊客も多い。

 ラスベガスでの開催は2008年以来10年ぶり。会場は噴水で有名な「ベラージオ・ホテル&カジノ」で、筆者も泊まったが、部屋でくつろぐ時間はなかった。

 全30球団の幹部や代理人らが集結。フリーエージェントやトレードの交渉が行われ、ネットやツイッターで情報が飛び交う。原稿を書くとき以外は、知っている顔を求めてホテル内を歩き回ったり、待ち伏せたりした。エレベーターの前で取材していたり、スロットマシンの間を縫うように走ったりすると、観光客から白い目で見られた。日本との時差があるため、出稿を終えるのは早朝だった。

 そんな激務の中で小休止できたのが、監督との昼食会。WM期間中には大リーグ機構の主催で、監督と番記者がテーブルを囲んでコース料理を食べる時間が設けられている。基本的に取材は禁止。お互いに食事の間だけはストーブリーグを忘れて、家族や趣味、遠征先での好きなレストランなどを語り合う。

 実は2000年まで日本の記者は招かれていなかったという。日本の選手が多くプレーするようになっても、一部の球団は米メディアだけを招待していた。

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