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【小田幸平 ODAの第2捕手目線】人的補償指名は“第2のドラフト” 胸張って新天地に向かえ! (1/2ページ)

 丸佳浩外野手が広島から巨人、炭谷銀仁朗捕手が西武から巨人、浅村栄斗内野手は西武から楽天、西勇輝投手はオリックスから阪神にFA移籍することが決まり、次は人的補償があるかどうかが注目されます。

 言うまでもなく、4選手を獲得した球団は、旧所属球団に対し金銭補償、もしくは金銭+人的補償を行わなければなりません。

 かくいうワタクシ、小田幸平は2005年オフ、巨人が中日からFA宣言した野口茂樹投手を獲得したことに伴い、人的補償として巨人から中日に移籍しました。

 同年12月、巨人の球団事務所に呼ばれ、人的補償に指名されたことを通告されました。「どっちですか?」と最初に聞いたことを覚えています。巨人は当時、西武からFAの豊田清投手も獲得していたからです。後日、江藤智内野手が豊田投手の人的補償として西武に移籍しました。

 人的補償は、球団がプロテクトした28選手以外から選ばれます。自分がプロテクトされなかったことに、一抹の寂しさはありました。いまと違って前例が少なく、僕はプロ野球史上4人目の人的補償選手でしたから。

 しかしよく考えてみれば、中日は人的補償を求めず金銭を多めにもらうこともできる中で、僕をほしいといってくれているのです。いわば“第2のドラフト指名”を受けたといえるのではないか。そう前向きにとらえることができました。

 兵庫出身の僕は子供のころ、ご多分に漏れず阪神ファンでした。好きだった球団は阪神、就職先は巨人、そして転職先は中日ときっぱり割り切ることにしました。

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