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【江尻良文の快説・怪説】炭谷選手会長が巨人移籍後初仕事 NPBから「侍J選手のフォロー・アフターケア」勝ち取れるか

 労組・日本プロ野球選手会と日本野球機構(NPB)選手関係委員会の事務折衝が28日に都内で行われ、炭谷銀仁朗選手会長(31)は西武から巨人にFA移籍後初仕事となった。

 「(巨人には選手会長を)そのままやらせてもらう方向という話はした」と炭谷選手会長。FA移籍しても現職にとどまることは、巨人側も了解済みで何の問題もないと明言。山口俊の飲酒暴行事件を巡り、巨人が法外な罰金などを科したのは「不当労働行為」だとして、選手会が都労委に訴えた件はまだ落着していないが、ネックにはならなかったワケだ。

 労組・日本プロ野球選手会を立ち上げた初代選手会長の中畑清氏(前DeNA監督)、2代目の巨人・原辰徳監督に続き、巨人選手として3人目、通算9代目の炭谷選手会長には重責がある。侍ジャパン選出選手に対するフォロー、アフターケアをNPBから勝ち取る大仕事だ。

 来年のプレミア12、2020年の東京五輪、21年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)と国際大会が3年連続で開催される。

 これまでも国際試合に日本代表として出場した選手が過密日程などのために故障し、肝心要のペナントレースで不成績に終わり、球団側に補償を求めたケースが起きている。12月6日に大阪市内で行われる労組・日本プロ野球選手会総会でも、この補償問題がメーンテーマになる。(江尻良文)

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