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【清水満 SPORTS BAR】ピリピリ感は半端ない! 女子ゴルフ最終QTは“地獄のサバイバルレース” (1/2ページ)

 「嫌だ…」

 女子ゴルフツアーで人気の原江里菜が思わずこう漏らしたという。2週前の「大王製紙エリエール」で1打足りずの予選落ち。今季の賞金ランクは57位。ランク50位までに与えられるシード権を失った。

 原の言う「嫌だ…」は、来季の出場権を確保するには最終QT(選考会)に参加しなければならないこと。ツアー2勝を誇るが、過去3度のQT経験があり、2011年の初体験のとき、こう話していた。

 「もう、本当に胃が痛くなる。通常の試合と違ってひとつのミスが命取りになる。マジ、嫌だった」。屈辱をバネにその後は5年連続シードを維持したが、今季は肉体改造とスイング改造がかみ合わず、シード落ち。来季のためには嫌でも“地獄のQT”に行かねばならない。

 「QTに向けて多少の手応えはある…くらいしか言えない」

 最終QTは27日から「東急グランドオークGC」(兵庫)で4日間開催。上位35以内に入れば来季前半戦の出場がかなうが、原以外にも今年は“ツアー常連”が大挙参戦する。

 プロ12年目で初のシード喪失の服部真夕(82位)は「(初めてのQTは)空気が重そうで不安…」と顔を曇らせた。金田久美子(56位)は「悔しい1年」といい、川岸史果(60位)は「今年はケガで試合に出られない時期もあったけど、(QTへ向けて)準備はする」。ツアー7勝の吉田弓美子(65位)の存在もあり、ツアー2勝の西山ゆかり(69位)は「今年は地に足がついてなかった。QTで頑張る」。さらに辻梨恵(75位)、堀琴音(114位)…。

 もっとも、復活は楽ではない。シード喪失組だけではなく、下部のサードQTを突破し最終QTで再び“夢舞台”を狙う実力者もいる。

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