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山川は侍Jの4番に定着できるか… 台湾戦では手元で動くボールに苦戦

 9日に開幕する日米野球(東京ドームほか)に臨む日本代表の主砲、山川穂高内野手(26)=西武=が8日、休日返上で練習を行った。

 都内の神宮外苑で井端内野守備走塁コーチが投げる球を打ち込むなど約2時間汗を流した。

 「きのう(7日)の感覚があまりよくなかったので。あしたから結果が求められる試合が始まる。できる限りの準備をしておきたかった」

 MLBオールスターチームの一塁コーチを務める松井秀喜氏がヤンキース時代の2004年に日本開幕戦で来日した際、巨人との親善試合で放った本塁打を生観戦した。「中学生だったと思います。自分もすごい一発を打って、いいところを見せたい」と意気込む。

 今季両リーグを通じて断トツ47本塁打を放った、目下日本最強の長距離砲だが、前日7日の台湾との壮行試合(ヤフオクドーム)では4番に座るも4タコ3三振。

 台湾戦で手を焼いたのは手元で動くムービングファストボールだった。MLBの投手陣は「一線級どころか2段階下」(米報道関係者)ではあるが、8回まで1安打に抑えられた台湾投手陣よりははるかに格が上。苦戦は必至だ。

 「練習での感覚はいつもいい。あとは実戦で目とバットとボールの3点の距離が合わせられれば。6試合あるので課題が出ればその都度考えていく」

 今大会は筒香(DeNA)が故障で出場辞退し、中田(日本ハム)はメンバーから外れた。東京五輪を28歳で迎える山川に4番に定着してほしいのが侍首脳陣の本音だが、バットが沈黙を続ければ、主砲探しは再び混迷に陥ってしまう。(片岡将)

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